金属遊び研究会 fisherman RYO

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【 保存版 】釣果に差がでる、わたしの魚探活用法!HONDEX・GPS魚探 / PS-611CN

 

HONDEX/PS-611CNについて

 

まずは簡単に、私が使用しているGPS魚探のご紹介です。

 

ホンデックスの「PS-611CN」というスペックのものになり、乾電池でも使用する事ができると言う大変な優れ物で、大人気の機種になります。

 

ポータブルで、かつ画面も見えやすい5型のワイドタイプになります。

 

 

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この価格帯で、このスペックは本当に凄いです
 

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詳細の確認は、以下のメーカーWEBサイトからどうぞ

5型ワイド液晶 魚探 PS-611CN|HONDEX|製品情報|本多電子株式会社

 

 

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等深線について

 

さて、ここから本題に入っていきます。

 

ホンデックス魚探の購入は3台目、この「PS-611」の前は「PS-511」と言うタイプを使っておりましたが、PS-511には以下の様な等深線は入っておりませんでした。

 

つまり、外部情報や現場で探し当てた情報を元に、ポイントの座標を打ち込む事しか出来ませんので、ポイント探しの醍醐味とも言える等深線から予測したポイント探しは無理でした… ので「PS-611CN」に変えてからと言うもの、面白さは倍増してます。

 

大まかな等深線の情報から瀬の位置、底質、潮流などが予測立て出来ます。

 

 
このような作業プロセスそのものが楽しいんですよね~
 

 

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等深線からポイント予測する

 

魚探の中にある等深線からポイント予測する見立て方法を具体的にまとめてみました。

 

【 等深線の間が狭いほど急激な傾斜面 】

狭い等深線になっている中でも、特に一部が出っぱっている、あるいは引っこんでいるところ等は天然漁礁の可能性が高いです。つまり岩場である場合が多いと言う事になります。そのようなところは要チェックです。

また海底地形は、陸上地形の延長線上である事が多いので、丘の地形はポイント探しの大きなヒントになります。特に30M以浅で釣る場合には、気にしながら想像力を働かせてみると、良いポイントを見つける事が出来ます。

 

【 等深線の間が広いほど底状は平坦 】

沖の海底のほとんどが、砂地や泥地の場合が多いのですが、このような場所にある漁礁を見つける事が出来ればとても良いポイントになります。…なぜなら周囲に障害物が無いため、魚の集中度が増すからです。…ベイトが青物に追われている時も周囲に逃げ場が無い為、足止めが効きやすくなります。 漁礁の上では、根魚を中心に多くの魚種が釣れ、また漁礁の周りではマダイやヒラメなどが集まりやすいパラダイスの様な場所となり得ます。 是非、宝さがしのように楽しみながら探して見てください。

 

【 等深線の数値から瀬を予測する 】

最も、瀬などの天然漁礁を予測しやすいのは上記で述べた等深線が伸びているでっぱりの上ですが、等深線のピッチが狭い→広い→狭い...などと不等になっている場所も実は天然の岩礁帯がある可能性が高くなります。

ロジックを説明します。 浅場方向から考えますと、まず最初の「狭い」は傾斜で落ち込みます…次に「広い」で平坦があります…そして次の「狭い」はまた傾斜ですが、なんで順当に、狭い→狭い→狭い、となっていないか?と言う事です。

それは「広い」のところのエンド、つまり次の「狭い」に近いところに岩場などがあり、その上に砂や泥、また小岩などが蓄積して平坦を作っている。と言う考え方です。

実際にそのような場所(傾斜の始めに位置する岩礁と予測するところ)を狙うと根魚が釣れる事が多いです。 そうなるとアタリです。

 

【 等深線の数値からくぼみを見つける 】

これは探し易いです。見たままと言っても良いでしょう。 水深ラインがぐるっとひと回りして円形や楕円形になっているところです。 この場合でのポイントの見つけ方は、まず潮流の確認です。 満ち引きの時の潮流の方向がポイントになります。

流れる双方向が分かれば両矢印を思い浮かべてください…その矢印と等深線が重なる場所を実際に探ってみて強めの傾斜になっていれば、その辺りは岩礁帯です。

くぼみが出来る原理を考えます。 例えば岩礁帯があります…潮流が長年当たって行くうちに岩礁の手前の泥や砂がまき上げられてえぐれていきます…そしてその逆流…少し離れた場所にも岩礁帯があったとします…同じ現象が対で起こります…その「えぐれ」が繋がった時にくぼみが出来上がる。と言うロジックです。

ここで釣るポイントは時間によります。 基本的には潮が当たる傾斜面で釣るほうが良く釣れますので、潮流の方向によってポイント決めをします。

 

 
このように予測しているだけで、確認したくてワクワクします
 

 

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現場情報の入力と考え方

 

はい。ここからは実際にポイントを打っていく方法とロジックを説明していきます。

 

わたしの場合、基本的には予測段階の場合、赤色ではてな(?)マークを打ち込んでおきます。 あくまで予測段階です。 そして、実際に現場でチェックを入れて地形や地質を確認し、あらたなマーキングを行うようにしてます。

 

次にマーキングの説明ですが、以下の画像の▲(赤)は、瀬の頂上あたりを打ってます…つまり漁礁があって、その一番浅い場所と言う事になります。

 

ブルーのお魚マークは水深情報と広い意味でのポイントになります(現場でマーキングすると水深と日付のデータが入ります) また、+(赤)は本命のポイントを打ってます...つまりストライクゾーンという事です。

 

 

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また、以下の●(赤)はボトムラインを示してます。 正確には、傾斜が終わった最深部の際を示しております(そこからは平たんな底状が続くイメージ)

 

と言う事は、以下の地形は?

はい。「くぼみ」になっているポイントと言う事になります。

 

かんたんに解説します。

因みに、●(赤)の内側は、70M~72Mくらいの水深で、砂地の平坦な底状になります…そして、その周りのお魚マークのところは傾斜になっていて、外側に行くほど浅くなっております。 つまりスタジアムのようなイメージがぴったりな形状です。

 

これは、もともと魚探の中にあるくぼみ情報(画像にある白色の長丸)から現場を調べていき、実際にはこの様な形状になっていた、と言う事です。

 

 

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先に述べたように、お魚マークは現場で打っておりますので、以下のとおり水深の情報が入ってます。…これを頼りに傾斜の度合いなどを調べたりします。

 

 
当然、小さなピッチで打っているほど正確に底状が把握できますよ
 

 

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因みに以下画像中の数値は、上の画像のポイントより1つ外側のポイント情報です。

 

 
日付け、時間、水深を記録する事ができます
 

 

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上の2枚を重ねてみました。

①と②で、45M~57Mの傾斜になっている事が分かるかと思います。

 

この表示倍率でざっと計算すると…およそ10Mの距離で12Mの落差の傾斜になっている、って事がわかります。 お魚マークはそんな風に活用しております。

 

 

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実釣での攻め方

 

以下の画像は、赤線が航跡になりますが、▲(赤)が天然漁礁の山頂になり、その西側の傾斜を繰り返し流していた、と言う事になります。

 

屈折の少ない赤ラインが移動で、頻繁に屈折しているラインは流している時のラインです。

 

この時の設定は、5秒おきに航跡を打つように設定してましたから、屈折の仕方でその時のボートの流れる速度まで、およそ分かります。

 

とにかくこの「航跡機能」は便利ですので必ず使いましょう!

 

何度でもドンピシャで同じ場所を流す事も容易ですし、海底形状に対してどの様に流れているのか?  リアルなイメージを持ちながら釣りが楽しめます。

 

 
流し釣りに、航跡設定は必須事項です
 

 

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まとめ☆

 

その他にも、細かいところでの勘所は沢山ありますが、大まかには以上の事柄をおさえておけば、良いポイントを見つける事ができ、そのポイントを攻める潮時間なども考慮して根拠のある攻め方を楽しむ事ができます。

 

とはいえ、その時その時の環境によって、ボートの流れ方や流れるスピード、また潮の流れ方などの影響で釣り場状況も変わってきます。

 

ま、そのように思い通りに行かないところも、ボートフィッシングの楽しいところであり、その攻略を考えるのが一番の醍醐味とも言えますね。

 

入力する形やルールはそれぞれのお好みとしながらも、自分なりの攻略方法をアレンジしながらフィシングライフをお楽しみ下さい。

 

 

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