開拓ポイント
さて、私がボートで遊んでいる「日本海フィールド」は、攻めどころ満載の地形に恵まれておりますが、次回の釣行で実践したい「根の攻め方」を予習を兼ねて分析してみました。
こちらの根は本土からおよそ2キロほど沖にある、小山のような根になります。 …周囲は、沖側の水深で86m…陸地側で70m…根の山頂は60mの水深に位置します。
オーソドックスな攻め方は、もちろん潮が当たる傾斜面 ...と言う事で、潮流①の時のポイントの目安は、赤〇の箇所になります。
また、流速によって「潮目」が出そうなポイントは黄〇の箇所になり、この辺も時には良いポイントとなり得そうですね。
そして、今度は潮流が反対の場合です…潮目の予測は黄〇のポイントですが、本命ポイントは赤〇部になります。
…因みに最浅部で水深が60mですので、赤〇の位置をポイントとしておりますが、例えば海面が隆起している島周りの場合、赤〇は中心よりもっと外側にズレます。 …水深で40m~60mの傾斜ラインがねらい目となります。
但し、こちらは海中にある沈み根ですので、赤〇はほぼ山頂付近が好ましいです(潮流でプランクトンが巻き上げられる ⇒ プランクトンを捕食するベイトが付きやすい)
Aゾーンは、山頂に対して近いところで壁の様な崖っぷち...Bゾーンは比較的なだらかな傾斜になっている事が見てとれます。
待望の魚探についての特集号です
潮流がどちらでも、狙いどころになるポイントは、山頂ラインの赤〇部です。
潮が早い時は巻き上げられたプランクトンを求め、ベイトが山頂付近に集まる傾向にありますからイーター達も寄りやすくなります。
但し、潮が緩い時には赤〇の「両端の箇所」がまだ潮通しが良く、プランクトンも低層移動… ベイトもつきやすいので、狙いどころとなります。
以下は、潮通しが良いと思われるポイントになります。 ...ので、潮が緩い時などにはこの辺りを攻めた方が魚の活性を拾うことが出来るかと思います。
逆流時のパターンです。 ...因みに「底状のあり方」より、こちら方向の潮流の方が全般に緩いと思われます。
なぜなら先に述べたAゾーンのようなえぐれ方は早い潮流がぶつかってこそ出来るものだからです。
総合的な観点から、私なりに予測した「狙いどころ」は以下の赤〇部になります。 ...山頂から離れたところに打っているポイントは岩礁帯だとみております。
本格海底地図はコレ
まとめ
という感じで、次回の釣行で攻めたいポイントを事前分析してみました。 経験値からの見立てですが、少なくとも「競馬予想」などよりは、当てる自信があります。
あとは、現場で魚探とにらめっこしながら「実状データ」を打ち込んで蓄積して行けばバッチリですね。 そうやって細かいポイントまで探り当てたいと思います。
ま、いずれにしても、こうやって「予測する楽しみ」や「現場で確認する楽しみ」、そして新たな発見、地合いなどタイムラインでの見方... 釣る事はもちろんですが、攻略法を考えるという、船長ならではの楽しみを感じて止まない今日この頃です。
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