簡単なセット方法
一般的に最もよく使われているのが、こちらの「ダンフォース型アンカー」です。
セット方法については諸説ございますが、この記事では「最も簡易なセット方法」を分かりやすく解説しますので、ぜひ最後までお付き合いください。
まずは、ロープを穴に通して「もやい結び」を行います。
この記事では「もやい結び」そのものの手順も合せて解説します。
先の画像の通り、ロープを穴に通したら「輪っか」を作って、そこへロープの先を通します(左右はどちらでも構いませんので、対象で考えて作り易い方で行って下さい)
そして、更に画像のように外周をまわして再度穴に通します。
通したら先端の「出ずらの長さ」を好きに決めて調整しながら締めこみます。
はい。これでしっかりと効いております。 もやい結びは船舶免許を取る際にもたくさん練習しましたが、やはり日ごろ使わなければ忘れますね…。
あるいは細めのロープの場合や、ふところが長く取れる場合などは、オーソドックスに「いかり結び」でもGOODです👉いかり結び|ロープワーク|
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次に、少し太めの結束バンド(インシュロック)を取り付けます。
こちらについてはどのくらいの負荷で切れるか?という事になるので、本当に適当な感覚でよいです。 要は、回収時にかかる負荷で切れるのならまだ良いのですが、アンカリング中に切れる様ならもっと強くしてください。
同じものなら2本、3本と本数を増やしても良いですし、太いものに替えても良いです。…ま、弱くする方向は考えられませんので、太めを買っておけばOKです。
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はい。参考画像ですが、根がかりなどでインシュロックが切れた場合は、このような状態になりますので、かなり回収しやすくなります。
もちろんそれでも取れないパターンもありますが、岩場が多いフィールド(特に大きめの岩)なら岩場用のアンカーにしたほうが良いです。いくらでもロストしますので。
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ロープとロープをつなぐ
また、ついでにロープの長さが足らずに結合させる場合の超かんたんなロープワークを解説します。 ここでご紹介するつなぎかたは「本結び」といいます。
本結びは、とにかくかんたんで「強度が強い」のが大きな特徴ですが、太いロープどうしの結合には少し不向きとなります。
やり方ですが、まずは画像の様に互いにクロスさせて下さい。
次に、同じようにクロスさせて、4方向を締めこんだら終わりです。 これだけ!
基本的には、同じくらいの太さのロープどうしをつなぐ場合に使います。径違いや材質違いのロープの場合は解ける心配がありますので、他のつなぎかたをして下さい。
ロープワークを極めたい人は ⇒ 写真と図で見る ロープとひもの結び方大全 [ ロープワーク研究会 ]
岩場用のアンカーはコレ
まとめ
私の場合は、岩礁の漁礁やところどころに岩が点在するくらいの砂泥地での釣行が多いので、ダンフォース型アンカーと岩場用アンカーの2種類を積んでおります。
およそ、この2種類の使い分けでほとんどのフィールドには対応できるものと認識しておりますが、底状とボートにかかる抵抗とのバランスにつきますので、実状にあったチョイスをして、楽しく安全に「かかり釣り」を楽しみましょう。
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