二級小型船舶操縦士免許の取得方法
2級小型船舶免許の取得パターンを簡単にご説明したのち、最後の章で少し「核心的なこと」にふれますので、よかったらぜひ最後までお付き合いください。
まず、ボート免許を取得する方法としては大きく2通りございます。
国家試験を①受けるか、②受けないか(国土交通省に登録した施設の講習を修了する)です。ごく簡単に説明しますと、国家試験を受けるコースだと費用は安くつきますが、国家試験免除のコースでスクールに通うと費用はぐっと高くなります。
ロジックを説明しますと「何時間の講習を受けるか」で費用がかわってくるという事になります。ま、人件費なのであたり前と言えばあたり前ですが…。
すなわち、最も安く免許を取得する方法は、全く講習を受けないで試験のみを受ける。というのが、一応は「最強のパターン」にはなります。
但し、実技試験について「本番1発」というのは現実的にはまず無理ですので、学科の講習時間をどうするか⁉ というのが最大のポイントになってきます。
※ボート免許について詳しくしりたい方は以下よりどうぞ☟
2パターンの具体的な違い
まず、以下のパターンは「国家試験を免除されるコース」になりますが、ご覧の通り、学科講習にすこぶる時間をかけております。なんと10時間以上の勉強を要します。
もちろん、ここは人件費の部分ですので、コストがかかるのは仕方ありません(注:2日目の9時から4時間の学科講習は実技講習の誤記かも?知れません)
はい。次にこちらは国家試験を「受験するコース」になります。
因みにわたしは、以下のパターンで免許を取得しましたが、この短い学科講習さえも受けない。という選択ができましたので、実は学科の講習は全く受けておりません。
つまり、実際に講習を受けたのは「実技講習」だけとなります。…ので、全ての費用で確か、5万7千円くらい?だったように記憶しております(但し、この4.5Hの学科講習は割安で、受けなくても1万2千円くらいしか安くならなかったように記憶してます)
このように受講内容によって、かかるコストに「大きな差」が出てきます。
地域によって免許を取得する機関もプログラムも「まちまち」なんだろうかと思いますが、先に記したように、要は講習時間をどのくらい受けるのか。によってコストが決まります。およそ「倍額以上」も違うというのはかなり大きな違いですね。
勿論それだけではありません。講習時間が長いという事は、あたり前ですが免許取得までに「長い時間」を要します。 貴重な週末時間を割いて長く学校に通う必要が生じます。
但し、これはお好みの問題でもありますから、じっくりと勉強するプロセスも楽しみながら免許を取りたい方は「国家試験免除」のコース選択も勿論ありだと思います。
確信的に知りたいことは⁉
はい。という事で、ざっくりと2つの取得パターンがあることはご説明してまいりましたが、実はそのような取得パターンの選択肢がある事は知らずに「ボート免許」の看板をみて受講される人もけっこう多いみたいです。
あるいは、地域によっては近くにそのような「選択肢がない」のかも?しれません。実際にわたしも「少しでも短時間でとりたい」と思わなければ調べていなかったと思います。
さておき最後に、WEB検索してこの記事にたどりついた皆さんが、最も知りたいと思われる情報をのべてまいります。おそらくこの記事を見られている方は、ここまでの情報は調べて知っていた。という人が多いのではないかと思います。
そして、その上で国家試験受験の「安価コースの選択」をして果たして上手くいくのだろうか⁉...という最後の疑惑を払拭したいのではないでしょうか⁉
実はわたしも、そのように「選択肢がある」こと自体は、免許をとりに行く前から調べて知ってはおりました。しかし、講習を受けないパターンを選択して、果たしてそれでスムーズに免許が取得できるのだろうか? あるいは、もし落ちた場合に再試験を受けるのも面倒だなあ... などと考え、そこが一番の悩みどころでした。
因みに学科講習についてはいくらでも予習が出来るので、気にしてませんでしたが… 何より心配だったのは予習が出来ず講習時間も短い「実技試験」の方です。
「講習時間が短い」というのがとにかく気になるところでしたが、こればっかりは予習もしようがありません。しかし「免除コース」であればそのような心配も不要です。…ので、正直なところ実技試験の心配だけで、国家試験免除コースにしようか。と悩んだくらいです。
ま、そんなこんなで悩みながらも結局は「国家試験受験コース」にしてリーズナブルに免許を取得しましたが、取得までのプロセスを振り返り、わたしなりの結論をもうし上げると…
☞「まあ大丈夫です」
ここで細かいことは言えませんが、受けたらわかります。
およそ「落ちることはない」かと思います。 但し、必ず一連で免許取得までできる機関で受講するようにはして下さい(元よりそんな機関しか存在してないかも知れませんが…)
そのような「1つの機関」で実技講習を受けて、その流れで「実技試験」を行うコースであれば、まずは大丈夫だと思います。…もちろん、実技試験中に海上事故を起こしたり、暴れたりするとさすがにアウトですけどね。
てな事で、実技については「よほどの事」がなければ大丈夫だと思います。
学科試験についてはどうしても「最低限の点数」はとらなくてはどうしようもありませんが… ま、これについては先にのべたように予習が充分に出来ますし、元より特に2級については自己学習だけでも充分なレベルだと思います。
以下のような市販の教本を一通り読破するだけでもかなり効果的です。
わたしもネットで購入して勉強しました。…しかし、確か教材については機関への申し込みが済んだところで、その受講する機関からテキスト教材をいただいた気がします。…ので、それから勉強されても良いかと思います。ま、予めレベルを確かめたい人は教材を購入して勉強されることをおすすめします。金額的にはしれてますので(ゆくゆく分からない時に見れますので教材は無駄にはなりません)
という事で、あなたもぜひ「ボート免許」を取得して、楽しく安全にボートライフを楽しみましょう。 釣りをする人には、やっぱり100本の竿より1隻のボートです。
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