オリジナル製作のメリット☆
ざっと総括的に言いますと「太径の胴付き仕掛け」はオリジナル製作した方が、コスパ&スペック適正(独自性)共にメリットが多いです。
なぜ「太径の仕掛けなの?」ですが、逆に細径の仕掛けの場合だと、早期なハリスのほつれや傷みが避けれませんので、繰り返し使用する事が困難です。
具体的にはハリスの張りが少ないため「パーマ」になりやすくもあります。またパーツも安価ですので再利用のメリットも少ないです(使い捨てた方が合理的な場合が多い)
ところが、これが太径となるとハリスの「形状維持性が良い」という事や「傷みのチェックが容易」である事で圧倒的に管理がしやすい。というメリットが生じます。…つまり費用対効果においてメリットが出やすい、という事になります。
製作コストは後でざっと試算しますが、主に必要なものは以下です(目的によってパーツも若干異なります。またこのスペックでのターゲットは最後にまとめております)
ササメの回転ビーズLLは「5号~16号」との明記ですが、幹糸の18号(楽に通る)そして太いものでは100LB(約30号)でもギリギリ通りました。※ご参考までに
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よく張り「ハイブリッド仕掛け」のつくり方☆
はい。以下の仕様が、小型魚~大型魚まで「幅広く釣る」という目的において、わたしなりに出した結論であり、主に運用しているスペックですが、どのようなロジックにもとづいた仕掛けかと言いますと、以下のメリットからなっております。
- 枝長を50cm程度とる事で、ふかす要素が加味されターゲットが増える
- 枝間を90cm程度とる事で、マダイなど警戒心の強い魚もターゲットとなる
- 枝元をビーズにする事で、傷んだハリスは直ぐに交換する事ができる
- 基本的にはエサ釣り仕掛けだが、そのまま落とし込み兼用仕掛けとなる
- ターゲットに合せたハリス交換(チョイス)が容易である
あるいは枝A,B,Cの長さをそれぞれお好みで変えても面白いかと思います。また、ハリスはわたしの場合「12号」をスタンダードとしておりますが、ターゲットや環境によって替えるとベターです(枝元がビーズなので簡単に仕様変更が可能)
ちなみに作った仕掛けは「カラースポンジシート」に巻いております。
これはどの位置でも張りを効かす調整が出来るので大変重宝しております。 今まで色々と使ってみましたが、これが最も使い勝手が良い感じがしております。
また「ケイムラ玉や蛍光玉」はエサが無い状態となった場合でも「食わせ」が期待できる効果がありますので、出来るだけ装着するようにしております。
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わたしが使用しているのは「Mサイズ」ですが、このように個別にジップロック袋などに入れると管理しやすいです(更にハリスなどの号数を書き込むと良い)
そして必ず1セットは仕掛けが付けていないものをジップロックに入れて持参しております。 これは使用済の仕掛けを巻いて帰るのが目的です。
使い終わった仕掛けをスポンジシートに巻いて持ち帰り、そのまま洗って、再利用できるようにメンテナンスを行います。この時にハリスの傷み等もチェックします。
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また、わたしが使っているハリは「主に2種類」ありますが、メインはこちらの平打ち仕様になります。 ※ササメの強靭イサキ/ホロフラッシュの13号です。
13号というサイズはこの類では最大スペックに近いのですが「万能仕掛け向け」としては丁度良い大きさになります。またこのサイズになると平打ち仕様であってもかなり強く、よく落とし込み仕掛けのベース針として多用されている針でもあります。
これだとエサ無しでも、またはエサ釣りでエサが外れた場合でもそのまま釣れますし、釣れたベイトでそのまま落とし込みが出来る、という万能性が生じます。
このように「平打ちしてあるハリ」は食わせ針と言って、一般的になんでもよく釣れる針ですが、横へのネジレに弱いのが最大の難点となります。
ところがこのササメの「強靭イサキ/13号」は太軸・太厚なので、かなり頼もしい仕様となっております。 ま、触るとすぐに強さは実感できるかと思います。
このサイズは店舗に置いてないケースが多いのでネット購入がおすすめです(ちなみに同じ13号でも他のものは軸細/軸薄で弱い感じです)
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そして、ハリスはこのように「予備として」まとめておいて持参すれば、傷んだ際にはビーズの箇所からかんたんに交換する事ができます。
また、ハリス長さを少し長めにしておくと現場に合せて好きなように調整できる、というメリットもあります。 これがビーズ使用の大きなメリットですね!
オリジナル製作がめんどうな人は「落とし込み仕掛け」をエサと上手くコラボさせると釣魚の幅がグッと広がります。更にカゴなどで「撒き餌」を撒くと太径のハリスでも魚のスイッチは入りやすくなりよく釣れます(雑魚逃れは狙いタナで調整)
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まとめ★
はい。という事でわたしが製作して運用している「万能仕掛け」を記事にしましたが、ターゲットは、マダイ、レンコダイ、イトヨリ、チダイ、アジ系、根魚全般、ヒラメ、イサキ、青物全般、その他...。 と、使い方で幅広く対応する事ができます。
ギザミなどの小魚がいない砂地ゾーンなどで底に落とす場合はエサ釣り仕掛けとして、また岩場では「ホロフラッシュ系」のハリに替えて落とし込み仕掛けとして、あるいは岩場でもエサ釣り仕掛けとしてイサキを狙ったりする事もできます。
現場現状に合せて狙い棚をかえ、エサを付けたり付けなかったり、カゴで撒き餌をまいたり、棒オモリにしたり... と、さまざまシーンで使い分けが出来る万能仕掛けです。
最後にコストメリットをご説明をしますと、ざっくりですが以下になります。
幹糸/フロロ18号→約¥40/m*3m=¥120
ハリス12号→約¥36/m*2.5m=¥90
回転ビーズ→約¥15*3ヶ=¥45
ハリ→約¥39*3ヶ=¥117
スナップサルカン→約¥13*2ヶ=¥26
ざっくりですが、オリジナル仕掛けを「1セットを製作」する場合に、初期においてはおよそ¥398-ほどかかります(材料費のみ)
これだけ見ると買ってもそんなに変わらないかな? と思われるかも知れませんが、実は回転ビーズやハリ、幹糸などは繰り返し使えるケースがかなり多いので、2回目以降は1セットがおよそ¥80~¥200-程度でリカバリーする事が可能となります。
合せて「独自性」というものがセンスの良さでいい方向に発揮されたならば、釣果に繋がるメリットや自己満足感も大きな付加価値となり得ます。
参考までに記事にしましたが、皆さまの参考になれば幸いです。
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