秘密兵器とは⁉
ボートフィッシングで、撒き餌を使う釣りに最適な武器をご紹介いたします。…名付けて「自然餌撒き器」です。そのままの意味ですが、誰でも簡単に安く作れます
もちろん撒き餌をする以上、流し釣りの場合でも一定の効果は考えられますが「かかり釣り」だからこそ、合理的かつ効果が大きくなる。という一品になります。
かんたん製作方法
必要な物資はこれだけ! 百均でも売っている「500ml容量」のフタ付きのペットボトルを準備します。こちらを加工して作ります。
要はこれに「ジアミ」を入れますので、大きすぎると海流の抵抗が強くて流れやすくなり、小さ過ぎるとジアミの消化が早まります。
ライトな釣りだとこれくらいが適当です。 但し、300g以上の鉛をつけて大きいサイズで長時間、あるいはボンボン撒きたい、という人は「応用製作」も一手かと思います。
では、具体的にいきますが、まずは上下の中央に穴をあけます(Φ2~Φ3程度でOK)
これは、真ん中に「幹糸」を通すために必要な穴となります。 幹糸を通して、下側には調整用の鉛(環境によって重さをかえる)が装着できるようにします。
はい。次にサイドや上下の穴あけです。
いろいろ考え、Φ6の穴をあけました。…実はこの作業が最も「大事な工程」になります。なぜなら、穴が多すぎると撒き餌がすぐに消化し、少なすぎると撒き餌がしっかり効かないからです。
とは言え、潮流の早さによって撒き餌の出かたが異なってきますので、「バランスの問題」というだけの事ですが、のちに使った感じでこれくらいが「最適」でした。
但し、穴ピッチがいくらで、穴数が何穴というふうな正確なデータはありませんので、穴あけについては、以下の画像より目視感覚でおよその解釈&判断をして下さい。
はい。これでベースができました!とても簡単です。
幹糸はナイロンの24号を使用しました(ある程度の強度が保てれば何号でもOK) 幹糸の長さはフタの開け閉めができる余裕さえあればOKです。
完全マニュアルでしっかりメンテナンス☟
また、ついでに「集魚板」も装着してみました。
とてもいい感じです。この集魚板が海流でヒラヒラして、撒き餌との相乗効果もあいなって、魚がボンボン寄ってくる光景が目に浮かびます!
実釣ではこんな感じです
実際に使った感じです。
フタを外して「ジアミ」を入れて投入するだけですので、ごくかんたんな作業です。レスポンス良く、効率的に撒き餌を効かす事が叶います。
出かたもちょうどいい感じです。
潮流が早ければジアミの減りは早くなりますし、遅いととうぜん減りが遅くなります。出が悪い時には「少し振る」なりして、撒き餌を効かすのが使用のコツとなります。
状況に合せられるように、穴数をかえたパターンのものを「数種類」作って準備しておくと、更に調整が効いて釣果に貢献するかと思います。
まとめ★
かかり釣りで魚を寄せたい場合、いい感じで効果を発揮する「秘密兵器」。いかがでしょうか⁉ ごくかんたんに作れますのでぜひ自作してみてください。
基本、アンカーを落とした「船首側」に吊り下げます。ボトルの中に入ってきた海流で中にスパイラル状の渦が発生してジアミが少しずつ出ていく。というロジックです。
アンカーが効いている船首側がとうぜん「潮上」となりますので、海流を利用して自動で撒き餌がまかれる事になります。 ※タナは狙魚やその場の環境に合せて下さい。
遊漁船なりで、大人数が撒き餌をするような釣りには不要ですが、少人数で遊ぶプレジャーなどには最適です。ぜひお試しください!
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