はじめに
11月12日(土)の釣行です。この度はメンバー達との予定調整の関係で、先週に引き続き「達ちゃん」と出撃してきましたよ~。連チャンです。
12日の土曜日はゆっくり家を出て、しっかり遊んでからホテルに宿泊(応援キャンペーン)、そして明朝はのんびりと「朝食バイキング」を済ませてからの帰宅。という道楽おやじのわくわくツアーです。…因みにわたしは、これで5週連続のお泊りとなります。
日曜日は波高や強風に加えて雨、という荒れ荒れの予報でしたので、晴天&凪の土曜日にしっかりと遊んで気持ち良く逃げ切りたいところです。
少し風がある予報でしたが、南でしたので現場は期待通りの風裏状態。気持ち良く遊べそうな海です! …さあ、今回はどんな釣果となるものやら⁉ですね。GOGO~。
ちなみに、ボート置き場で準備している間に、またまた「恵さん」からありがたい海産物をいただきました。マダコは特に上手く煮ると最高食材となりますので大歓迎です。
うまうまのマダコ。この度は達ちゃんのお土産にしました。なかなかいいサイズです!
目からウロコ?
ハイライト☆
献立は、主題にも書いたように「食物連鎖」を利用した釣りがメインです。
但し「落とし込み」は状況次第で行う事とし、基本的には確実にベイトを確保してからの「泳がせ釣り」を中心に遊ぶ事としました。
はい。そしてまずは「ベイトが必ず居る」秘密のポイントへ直行~。
...到着し、さっそくチェックしてみると、ベイトは「期待通り」にいましたが、ごくピンポイントの「狭い範囲」にしか居ない状況。小規模な群れです。
しかし、少しだけでもベイトが居れば大丈夫。
腕のいい船長には充分な数です。いつも通り「ドンピシャリ」でボートをつけては、確実に釣りあげていきました。※アジ、ウルメがメインでウリ坊も混じりました。
…そして、しっかりとベイトを確保した頃に、師匠から電話があります。
師匠:お~い、えらい浅いところまでイルカが入ってきとるで~!
わたし:えええ~、ほんとうですか。 たくさん居ますかね?
師匠:ま、かるく50頭はおるじゃろな~。
わたし:あ~あ~、こりゃあ青物は今日はアウトですね~。
このような電話のやり取りがあり、本命の「青物は厳しい」だろうと早々に判断。
そして数日前、ボタ友(ボーター友達)から連絡があった事を思い出します。…その内容というのは、彼にしてはとても珍しいのですが「撃沈だった」と言う報告です。
これで納得しました。 犯人⁉っていうか「犯魚」が分かった気がします。因みにその日は他の遊漁船の釣果もWEBで見ましたが、さっぱりだったみたいです。
…こうゆう時は気持ちの切り替えが大事です。気を取り直して、メインターゲットをロック&フラットに切り替える事とします(青物は釣れたらラッキー)
そして、起伏が大きめの天然礁を丁寧に攻めていたら、狙い通りにロッキン”アコウがきましたよ~! まずは達ちゃんがやります。
おめでと~さん! およそ50センチ近くあるいいサイズの1本です。
そしてしばらくして、わたしにもアコウがきましたよ~! やっぱり「狙い通り」のフィッシュがくると気持ちいいですよね~。
因みにアコウは、山陰地方では「アカミズ」と言われているハタ科の一種で正式名はキジハタ。キジハタはライトタックルでまじめに狙えばたくさん釣れると思います。
…その後、達ちゃんに待望の青物チャンスが訪れました。
傾斜途中にある水深42メートルの「天然礁」をゆっくりと流していた際、なんの前ぶれもなくロットの穂先が一気に入ります! ズボーン!
しかし、獲物が「デカすぎ」でした!
ハリスは大物に備えて25号を使っておりましたが、暴力的な勢いで一気に出るドラグを止めきれず「根ズレ」でさようなら。
ま、ボトムにかなり近いところでのヒットでしたので難易度も高く、少しでも「出したら終わり」というシチュエーションでしたので、仕方がないところですね。
達ちゃんも、逃げた獲物がデカかっただけに「喪失感」がなかなか拭えない状況でしたが、気を取り直して流していると…
嬉しい獲物がきましたよ~! リカバリーが効きました。60センチ超の食べごろサイズのクエです。…やっぱりこの柄の魚が見えてきたらテンションがあがりますよね~。
しかもこのクエ、なんとアジを2匹食っておりました。要は2本分のハリスにかかっていたという事です。…なんて貪欲なやつでしょう! おったまげです。
はい。そしてわたしには「メーター超」の美味しい獲物がきましたよ~!
長さおよそ130センチのアカヤガラくんです。
アカヤガラは、特に刺身にしたら美味しい魚なんですよね~。…1/3は顔ですが、さすがにこれだけデカいと、そこそこの身をとる事ができます。
終盤、生きているアジも少なくなり、泳がせは終了としました。…そして、最終ステージは漁礁を「1流しずつ」ジギングで流して帰る事としました。
...そうすると最後の漁礁で、達ちゃんにこれまた「美味しい魚」がきましたよ~!
よく肥えたショゴです。小さくても体高があってかっこいいですよね~。めっちゃめちゃ綺麗な魚体です。…うん⁉ これはどうやら「ヒレナガカンパチ」みたいですね。
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釣果
気がつけば狙い通り、見事に根魚ばかりとなっておりました。
残念ながらフラットフィッシュは釣れず終いとなりました。…ま、フラットくんはまたの機会で狙いたいと思います。
やはり、イルカがあらわれると特に青物はさっぱりですね。ワンチャンだけでした。 青物と三日月シッポはイルカの群れが立ち去った後の海に期待する事とします。
それにしても「ヒレナガカンパチ」とは珍しいです。何だかいつものショゴとは少しシルエットが違うな?と思ってましたが、体高も「本カンパ」より少しある感じですね。
目からウロコ?
まとめ☆
という事で、この度もたいへん楽しい「道楽釣りツアー」となりました。 次週は出れたら、久しぶりに息子と出る予定としております。
大マグロの出没でケンサキがダメな時期… イルカの出没で青物やその他全般が厳しい時期… 思い起こせば様々な「状況変化」がありましたが、いろいろあるからこそ海遊びというものに「奥深き面白さ」があるもんだと実感するこの頃です。
…イルカは、下手すれば2~3週間くらいは近海を巡回しますので、もしかしたら少しの間は厳しいかも?知れませんね。…ま、確かにイルカの大好物の青物やベイト類の魚影がこの頃濃かったですからね~。イルカが食べに寄ってくるのも分かります。
ま、そんなこんなで「厳しい環境」のなか遊んできましたが、状況の割にはいい釣果になったかと思います。 …安全帰還と海の恵みに感謝です。
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