梅雨時期のお買い物
釣り用としてのカッパは、マイボートに2~3個ほどは積んでおりますが、どれもこれも素晴らしく安物ばかり。そもそも、カッパの品質には全く興味がありませんでした。
というのも、雨の日は「釣りをしない事」が多いからです。…しかし、それでもカッパを着て釣りをする機会というのも「なきにしもあらず」。
という事で、夏場はとにかく「蒸れて暑い」ので、できるだけ蒸れにくいカッパがないかな?ってなテーマで、ワークマンに足を運んでみました。
そうすると... なかなか気に入った「レインスーツ」を発見!
選定にあたっての「基礎知識」も合せて記事にしましたので、よかったら最後までご覧ください。 選び方としての参考にはなるかと思います。
ワークマンの「R-600」を購入
いろいろとスペックを見比べながら、さんざんっぱら迷いましたが、結果「R-600」という、税込み¥4.980-のものに決定。カラーは鮮やかなブルーを購入しました。
とにかく安価で品質が良い!と言ってしまえば一言で終わってしまいますが、全方向に「ストレッチが効く」というのと、重さが約590gと「ミラクル軽量」なのが決め手になって購入する事に。まずは「動きやすい」というのが一番ですからね!
昔ながらのカッパでは考えられない「ストレッチ」の効いた生地ですが、その効きようも、試着してみて改めて「快適さ」を感じる事ができました。このストレッチの効きようは、サイズのチョイスにも影響しますので重要な要素となります。
また、透湿度も「8.000g/㎡/24H」と、けっこう優れているため、動きやすい上に蒸れにくい仕様となっております。やはり暑い時期は、耐水圧よりも「透湿度」の数値の方が気になるところです。なんせカッパを着て一番嫌なのが「蒸し暑さ」ですからね。
ポケットは、左胸と両腹部2ヵ所の「計3ヶ所」にありますが、フラップ付のファスナーポケットになっており、水が入り難い構造となってます。また3ヶ所全て、上に上げると閉まり、下に降ろすと開くような構造となっております。
フロントファスナーについても、YKK社の「止水ファスナー」を使用してありますので、品質信用性も高いものと思われます。使う頻度が圧倒的に高いのがフロントファスナーですので、やはりここはしっかりしたもので無ければなりません。
フードは、バタつかないように内側から「ロールアップ」できるようにもなっておりますが、嬉しいのはこの後部にあるマジックでの「調整機能」です。これがあると無いとでは、実はぜんぜん使用感覚が違ってきます。
例えば、釣りをしている時などは、額から目にかけて「どの位置」に、フードがかかるか!? というのが絶妙な感じとなります。フードが下がり過ぎても前が見えなくなるし、少し上に上がっても、風の影響などを受けフードが外れたりします。
ごくごく簡単な構造ですが、細かいところに「気の利いた」配慮が嬉しいところですね!
また、ズボン裾の調整が効く、というのもありがたい特徴になります。
以前のタイプでは「ボタン式」だったらしいのですが「マジック式」にアップデートしたみたいです。これで履物によっても「細かい調整」が可能となります。
あとサイズについて、上の画像に「サイズ表」をつけておりますが、身長175センチ&体重約74キロのわたしがチョイスしたのは「LLサイズ」です。
ストライクと思われる「Lサイズ」も着てみましたが、やはりドンピシャリ!…しかし、腕を前に伸ばした場合、少し「裾が短くなる」のと、季節変わりに下に着込んだ場合を考えて「LLサイズ」のチョイスとしました。
少し「細いライン」のレインスーツなので、少し「大きめのサイズ」がちょうど良い感じですね。また、ズボン裾の長さも気になりましたが… ま、ここはウエストの「止め位置」でそこそこ調整ができますので、袖の長さだけ見ておけば基本的にはOKです。
材質は「ポリウレタン100%」となっており、裏地にはラミネート加工が施してあります(ラミネート加工:ポリウレタン樹脂をコーティングした防水素材で柔らかいのが特徴)
また、耐水圧は「10.000mm」、透湿度は「8.000g/㎡/24h」となっております。 耐水圧は規格に基づいて、以下のような使用目安となっておりますのでご参照下さい。…これを見ると、10.000もあれば釣りには充分なのかな?
色々と現品を見ながら比較しましたが、20.000を超えると少しだけ生地が厚くなってましたので、特に「夏場の使用」に限ればこれくらいで良いと感じました。
- 300mmは小雨の対応
- 2.000mmで中雨の対応
- 10.000mmは大雨での対応(雨、雪、風の強い環境)
- 20.000mmは嵐が目安(登山など、命に係わるフィールド)
また、透湿度とは「中の蒸れを外に逃がす」ことの指標値で、24時間で外に蒸れを逃がす「グラム数」の事です。つまり数値が高いほど蒸れにくいという事になります。
逆に透湿度が低いほど、体にビニールでも巻いているような状態となるので、中はムレムレとなって不快になります。※そもそも安価なカッパには表記すら無し
蒸れにくいレインウェアを「選ぶ目安」としては、一般的には最低でも透湿度が5.000くらいはあった方が良いみたいですので、8.000ほどあるこの品は、機能性としてはまずまず良い方だと言えるでしょう(ま、税込み¥4.980-なので上等です)
超安価で耐水圧20.000&透湿度32.000の優れもの!
品質と価格バランス最強!?(耐水10.000&透湿20.000)
まとめ
という事で「レインスーツ」の購入をきっかけに、少し勉強しましたが、調べていくうちに雨具に対する今までの考え方が一変しました。
要は、雨なんてのは「しのげれば良い」と思ってましたので、せいぜい気にしていたのはいわゆる「耐水圧」となる防水性の方だけ… 透湿度なんてものは、全く考えた事もありませんでした。
しかし、快適性を考えるなら、やはり「透湿度」というものが最も効いてくるものだという事を思い知らされ、また今回の購入が勉強する「いい機会」となりました。
冬場なら、あまり気にしていないかも?知れませんが、蒸し暑いこの時期であるがゆえに、快適性に関連した指標に「興味を持てた」と言えるでしょう。
さあ、これで少し「雨の日の釣り」が楽しみに思えてきましたよ~。時期によっては防寒としても使えますので、釣りにおいては活躍の場が増えそうです🎵 楽しみ楽しみ!
うわさの優れもの!瞬間冷感

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