金属遊び研究会 fisherman RYO

日本海でジギング&トップゲームを中心に遊んでいる船長ブログです。状況に合わせたさまざまな釣りに挑戦してます💪

かかってしまったクロマグロ!リリースまでの5時間半【 体力と気力の限界を超えた格闘 】

 

日本海遊び

 

6月28日の釣行です。この日は単独でいってきましたよ~。

 

朝はのんびりと出て、泊まれるようにホテルを予約。翌日曜日は強風と雨で釣りになりませんので、ホテル宿泊後の朝は、ゆっくりと朝食バイキングを食べて帰る。という「スペシャル贅沢コース」を組みました。

 

献立は、ジギング&泳がせ&キャスティングです。特に先週、刺身にしたヒラマサがやたらと美味しかったので、ヒラマサを1本ほどは持ち帰りたいところです。GOGO~🚀

 

 

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ゲームスタート

 

そんな事で、まずはこのところ間違いなくアジが釣れる「ま、まるで釣り堀じゃんポイント」につき、泳がせ&お土産用のアジを確保します。

 

手堅く釣れるので、お土産用も合わせて順調に釣って遊んでいましたが... 少しすると漁船が入ってきて、狭いポイントを独占。

 

むむむむむ... 楽しんでおりましたが... ま、このパターンは仕方ありません。本業の人の邪魔はこの世界ではご法度なので、やむなくポイントを移動する事としました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ポイントをかわって、少しだけ「ウリ坊」も確保。そしてその後、更に場所を移動して「泳がせ釣り」を開始しました…。

 

そうすると、下の画像にあるように、ウリ坊は何者かに噛まれて痛々しい傷が...  また、アジはイカにかじられてました。

 

しかしながら、その後は食いが悪く、なかなかイーター達の攻撃は食らいません。

 

 

 

 

 

 

ま、小魚のお土産は、これくらいあれば充分なので、今度は次のステージである「青物狙い」で、ジギング&キャスティングで遊ぶ事とします。

 

 

 

マニアックな知識習得に
 
 

 

その時がくる

 

ポイントを移動し、潮目をみながら表層の気配を感じとり、キャストポイントを絞り込みます... そして、カモメのいる「魚っ気のする潮目」を見つけて投げていると...

 

いきなりクロマグロの群れが浮上してきて、ガババババ~ン。1発ヒット!

 

狙いはヒラマサでしたが、BIGサイズのマグロが食ったのは、締め込んでいたドラグが軽く出ていく「ファーストラン」のスピードからも直ぐに分かりました。

 

道糸はPE8号を300m巻き、リーダーは150lb.を装着したタックルでしたが、一気に150m以上持っていかれ、どうなるか?と心配しましたが... 何とか止まります💧

 

しかしながら、力で寄せるのはとても厳しく、魚の引きの強さで20フィートの小さなボートはマグロに引っ張られていきます… 

 

そんな中、マグロが走りを止めた瞬間に、ポンピングで何とか1巻... 2巻きとチビチビと巻き量をかせぎますが... また直ぐに走られて「ジリジリジリジリジリ...」

 

PE8号の限界まで調整したドラグ音と同時に、PEから「まるで三味線の音」のようなプンプンプンとした感じの高い音も聞こえます。「動く根がかり」のような重さに耐えていますので、PE強度も限界に近く、まるで「悲鳴を上げている」ように聞こえました。

 

予想外のマグロのヒットでしたが、6月の「捕獲可能キャパ」はとっくに超えてますので、月がかわるまで、既にマグロを捕獲するのは禁止。つまり、釣りあげても船べりで速やかにリリースをしなければいけません。

 

ま、それはぜんぜんOKなのですが... 問題は、この大きさが上がるかどうか?です。

 

さすがに、PEを切って逃がすのは、魚にルアーと長いラインがついたままとなりますので、心優しいアングラーのわたしとしては、とうぜん出来ません。責任を持って釣りあげ、フックを外してやらねばなりませんので、最後まで頑張ると決めます。

 

 

 

 

 

 

その後も、ギリギリのえぐいやりとりが続きます。

 

それでも水深が浅いので、底に逃げる距離には限界が... そうなるとボトムに沿って、横に引っ張っていくわけですが、わたしのボートは20フィートの小型船ですので、マグロが引っ張っても引っ張っても「ボートがついてくる」というマグロにとっては地獄のような状況に... いわゆる浮き地獄です。

 

実際に、魚探でボートの「移動速度」を見てみると、マグロにボートが引っ張られる速さは、時速で約3キロから5キロほどに。…恐ろしや、マグロパワーです👀

 

動く根がかりのような引きに耐えながら、格闘すること約20分。1人ではどうにもならないサイズ(100キロ超)である事を悟り、師匠に電話して応援を要請する事に。

 

プルルルルルルル...

わたし:「マグロがかかっておおごとです。応援にこれますか?」

師匠:「ほ~か!わかった、じゃあ準備したらいっちゃる。どこや?」

わたし:「○○です。お願いしますね~」

 

てな事で手短に連絡を入れ、師匠がくるまでギリギリの格闘を繰り返します。

 

…それにしてもえげつない引きです。まるで、牛にでも引っ張られとるんか⁉ってな重さとパワーに圧倒されながらも、常にPEの残量を確認しながら何とか状態をキープ。

 

これは、水深が浅いので、ラインが出過ぎる事もなく持ちこたえられるロジックですが、仮にこれが「水深300m以上」とかあったとすると、100キロを超えたマグロの引きは簡単には止められませんので、スプールの巻き量以上に出し切られて終わり...。ってパターンとなる可能性は大です。

 

ま、ま、そんなこんなで、なんとか折れそうな気持ちと、少しずつちぎれていく筋肉繊維の痛みに耐えながらも、師匠を待つこと1時間…

 

ようやっと、師匠の登場です! デンデケデンデンデ~ン💪 心強い助っ人!

 

けっきょく、11時38分ころにマグロがかかって、約20分後に師匠に電話しましたが、そこから師匠がきてくれたのは、約1時間ほど経った13時ころになりましたので、ここまでの経過時間は、約1時間半。筋肉疲労はとっくに始まっております。

 

師匠は、マイボートをわたしのボートにロープでつなぎ、わたしのボートに乗り込んできてくれましたが、この時点でも、まだマグロとの格闘状況は、何らかわっておりません。いわゆる「異常なし」ってやつです💧

 

相変わらず、ボトム近くにいるマグロに出されては巻き、巻いては出される、の繰り返し... とんでもないパワーとのやりとりに、体力は既に限界超え。

 

さっそく師匠に「替われますか?」と聞くと、「勝手がわからんから、ちぃと怖いの~」と言うので、「ロットだけでも持ってもらえますか⁉」ってお願いして、ロットを支えてもらいましたが…

 

持った瞬間、師匠が言います...「なんや?これか?」

 

 

 

 

 

 

師匠がきてくれた事で、汗だくでやばかった体に水分を供給する事もでき、気持ちも持ち直す事ができ、気力体力共に負荷を減らす事ができました。ありがたや~です🙏

 

そしてそこからは、師匠との「共同作業」が始まります。

 

ロットを2人で支えながら、マグロとのやりとり... マグロが走ったら耐え、止まったらポンピングしながら巻けるだけ巻く。このくり返しが延々と続きます。

 

そして、気が付けば... 時はすでに15時半

 

師匠がきてくれてから、更に2時間半も経ちましたが、それでも状況がかわりません。いつまでも弱らないマグロに、師匠ともども弱ります。

 

そんな中、とうとうロットにも限界が… なんと、FISHERMANのテスターをしていた先輩からもらった、FISHERMAN製のGTロットが「バキッ」という大きな音と共にぶち折られます。のおおおおおお~、凄まじきマグロパワー。

 

ロットが折れて「まるで棒」のような状態となりましたので、ここからはロットワークが大切になります。要は柔軟性がないので、引っ張る「瞬発力」に気を付ける必要性が出てきます。突っ込み時に、ロットとラインの角度を鋭角にしない事が肝です。

 

そんなこんなで、しんどいながらも気を使いながら、それでもマグロを休ませないよう、ロットから伝わりくる「マグロの状態」を、師匠と2人で感じ取っては、1巻き、そして2巻きと頑張りますが... また少しすると、ジリジリジリジリジリ... と、気持ちが折れそうになるドラグ音&三味線のようなPE限界音が聞こえます。

 

この状態、いつまで続くのか⁉

 

そうした中、マグロも作戦をかえてきました。…なんと、今度は急に浮上してきました。ラインがみるみる上昇してきて「おいおい、このまま飛ぶんか?」ってなくらいの勢いで、水面に近い角度まで上がります👀

 

そうなると今度は「横走りの速度」が上がりますので、ドラグを出されるスピードも増します… 「うん?これはヤバいじゃん!」という事で、ちょうどガス欠してかけられなかったエンジンでしたが、師匠にロットを持ってもらい、燃料タンクをつなぎかえ、エンジン始動。ここから動力も駆使します。

 

師匠は操船してくれながら、片手でロットを支えてくれてましたが、前方に師匠のボートをつないでましたので、バックでしか対応ができません💧

 

師匠:「わしのボート外すか?」

わたし:「いや、それはさすがにやめておきましょう」

 

それでも、動かないよりは全然マシで… 何とか対応しながらマグロとの距離を保ちます。…また、マグロの逃げる方向によっては、師匠のボートにわたしのボートがぶつかるので、それも考慮しながら師匠が片手で上手く操船します。

 

因みにミヨシ(前方)でのやりとりなら、わたしが操船しながらどうにでもするのですが、トモ(後方)ですので、かなりやりづらい状況です。

 

そんなこんなで、一進一退の「マグロとの根比べ」は続きますが、そのうちにまた底へもぐっていきます… マグロも必死の根性です。

 

そしてまた、ボトム近辺での攻防が’始まりましたが... 少しずつ、マグロの「1回で走る距離」が短くなってきたのがわかり始めます。

 

「おっし、もう少しやな!」って、師匠と励まし合いながら気持ちをキープ。重さだけで軽く100キロを超えてそうなので、少し走ってもハンパな重さじゃありません。

 

そして、気がつけば... なんと16時半

 

わたし:「1人だったらもう諦めているかも知れませんわ!」

師匠:「ほーじゃの。ワシも1人なら諦めとるかもの~」

わたし:「ま、ここまで来たらせめて姿はみたいですね」

師匠:「おーし、日が暮れてもとことんやるか」

わたし「ほーですね。がんばりましょう!」

 

そんなこんなで、短い棒のようなロットを2人で持って、ギリギリの攻防を力調整しながら頑張っていき… 徐々に「巻き巻き」の量がたくさん取れるようになります。

 

ジリジリジリ… 。「おっし、巻け、巻け、巻け〜」って、だんだん巻量の方が増えだして、少しずつ距離が縮まります。…しかし、マグロが船影を感じだすと、また強めに暴れて潜ります。ほんっと~になかなか弱りません。

 

その繰り返しでしたが、それでも少しずつ距離が詰まり… ようやく姿が見え始めます。

 

海中を見ていた師匠曰く、くるくる回りながら少しずつ上がってきていると言いましたが、わたしのポジションからは「それを見る余裕」はなく… もう10メートルのところまで来たところあたりで、わたしも何とか目視。

 

のおおおおおおお~🚀

 

そして、いよいよ3、4メートルのところまできて、師匠が言います...「おい、バケモンじゃ!」。わたしもその姿を見て言葉を失います。

 

そりゃあ、上がってこないハズです… 完全に100キロを超えている巨体。

 

そして、最後にひと暴れもふた暴れもしながらゆっくりと、クルクル回りながら上がってきます。それでもロットワークで何とか耐えますが…

 

さて、ここからが本当に危険です。…どうやって速やかにフックを外すか?です。

 

ゆっくりと回転しながら上がってきましたが、船外機に絡まないように調整しながら落ち着いて浮上させます。

 

長い「フックリムーバー」を使い、落ち着いて一瞬で外さなければ大怪我をしますが…

 

まず1発目は、さわる寸前で大暴れ...「バッコーン」という凄まじい音と同時にバケツでかぶったような水しぶきで「顔面シャワー」をとちくらいます。ぶわっぷ💦

 

気を取り直しての2回目は「一瞬の勝負」でしたが、全集中でのぞみ... 見事に成功

 

よかった!…無事にマグロはゆっくりと、海の中へ帰って行きました。めでたしめでたし~。それにしても、今度は漁獲枠のある時に釣れて欲しいもんですね。

 

※30キロ以上を枠内で釣ったら、3日以内に申請する義務あり

太平洋クロマグロの漁獲状況について:水産庁

クロマグロ遊漁の部屋:水産庁

 

ここで、後悔が1つだけ… あまりにもの必死の攻防と疲労で、画像が撮れなかった事です。せっかく格闘したのに、そんな余裕が全くなかった事がちょいと悔やまれます。

 

…ま、しかし、後悔しても仕方がありませんので、師匠とわたしの記憶の中に思い出として焼き付ける事としました。※途中でのやりとりは動画に収録。

 

そんな事で、もちろん計測はできてませんが、体高だけでも60センチ以上はあったかと思いますので、おそらくは「150キロ級」ではないかと思っております。

 

...けっきょく終わったのは、なんと17時08分。約5時間半にわたる格闘でした。

 

2人とも、体力はとっくに限界を超えており、100キロオーバーのマグロパワーをとことん思い知らされた1日となりました。

 

 

 

 

 

 

師匠には、心からのお礼をしっかりと言って、海上で解散しました(とは言っても、帰港して、またボート置き場で会って話をしましたが...💧)

 

この後、かたずけをしましたが、握力も完全になくなっており、あちらこちらの筋肉も痛く、腕の曲げ伸ばしもままならず、腰も痛くなっており、太ももの付け根や下腹はアザだらけ... ここまでボロボロに体力を使い果たしたのは恐らく初めてです。

 

ちなみに、遊漁船の場合だと、さすがにここまで時間はかけれませんので、途中で無理をしていてどうだったかな?ってところですが... ま、これがプレジャーの最大利点ですね。一瞬の瞬発力をどういなすか?という事を考えると無理は禁物です。

 

それにしても... 今までなら「大物釣りの動画」を見て、体力切れでヒーヒー言って休んでいるアングラーがいると「シャキッと頑張らんかい!」って思ってましたが、この度はその気持ちがしみじみと分かりました。まさに体力勝負の格闘技でした。

 

また、幸いだったのは、海が完全に凪だった事&風もほとんど無かった事です。これが荒れていたらずいぶんと状況が違っており、かなり厳しかったと思います。…やはり日頃の行いが良いと、お天道様が見てくれてますね!

 

マグロを釣った際の「報告方法」なども記載してありますので、関係がありそうな人はぜひ、捕獲規制について以下の「水産庁HP」よりご確認ください☟  

クロマグロ遊漁の部屋:水産庁

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

そんな事で「クロマグロとの格闘」は、体力的に厳しい思いはしながらも、とても思い出深く、楽しい釣行となりました。遊んでくれたマグロには感謝するばかりです🙏

 

しかしながら今度、漁獲枠があるタイミングで釣れてくれるなら、100キロ以下のサイズがいいな~、って思っている今日この頃です💧 贅沢言ってごめんちゃい!

 

けっきょく、お土産としてはアジとイサキを持ち帰り、刺身と塩焼きにしましたが、1日寝かせただけでも、かなり美味しい身味になっていました。ごっつぁんです。

 

はい、そんなこんなでこの度も楽しい日本海遊びとなりました!次週は土曜日ワーク&飲み会ですので、残念ながら海には出れないかな⁉ ...筋トレでもしよっかな。

 

という事で、長文にも関わらず、最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

 

 

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