日本海遊び
8月24日の釣行です。このたびは日曜日にメンバーのMASAを誘う「順目パターン」でしたが、日曜日が雨予報でしたので、土曜日に単独でいってきました。
はい。そして、このたびの目的はポイントの「新規開拓」。以前から探索したかった、海岸から「5海里を超えたゾーン」にある漁礁地帯をチェックするのが第一目的です。
よって、タックルも「ジギングタックル1本」のみを組んでの出撃としました。
さてはて、徹底的に漁礁を探しまわりますが... 新規開拓は成功するのか否か⁉ 燃料もたんまり乗せて、いざしゅっぱ~つ!🚀
漁礁ポイントの新規開拓
はい、このたび確認したのはこちらのエリアになります。
白のお魚マークを打っている辺りが対象域です。未確認部は、縦方向で約2.4キロ。そして横方向にも約1キロほどある「広大なゾーン」となっております。
ひたすら魚探とにらめっこしながら「お宝探し」をしていきましたが... およそ半分ていど確認するだけで、あっという間にお昼になります。
以下はエリア全体の一角ですが、赤の▲マークを打ったところが漁礁となります。ベリーグー!山が高いゾーンや低いゾーン... さまざまありました。開拓は大成功です。
漁礁を探している間にも、気になっていたのはベイトの多さ... それをみていると、さすがに少し「釣りでもして帰ろう」という気持ちになり、ジグを入れましたが激流で180gのロングジグがすぐにぶっ飛びます。
むむむむむ... こりゃ釣りにならんな。といった感じでしたが... ベイトがあちらこちらにうじゃうじゃと!おまけに表層ではコシナガマグロやカツオが、ところどころでチャッパチャッパ飛んでいるではあ~りませんか。
血が騒ぎます… 投げたいところでもありましたが、ムラのあるキャストゲームでは時間の関係もあり「伸るか反るか」になりそうな予感... 心が揺らぎましたが、結果120gのオモリをつけて「落とし込み」で遊んでみることにしました。
そうすると... パツイチ。ベイトはイワシとサバでした。
水深は約86メートル... 120gのオモリが着底して、5秒で3メートル浮き、10秒で6メートル浮きます。つまり10秒ごとに底をとっても、1回におよそ12メートルずつラインが出ていくような状態。
そんな釣りにくい激流のなかでしたが... 今度は良型のアコウ(キジハタ)がダブルできます!ダボー。おいおい、こりゃ確変に突入か~⁉
そんな状況でしたが、この日は釣りにだけに没頭はしません。
このところ、いかに魚を「いい状態で持って帰れるか⁉」というのを調べ上げ、賛否多論あるなかで、私なりに出した答えを実践します。
まずは、悩殺の活〆からの神経〆&血抜き&エラの除去... そしてすぐに「冷海水」で個体全体を冷やします。この「直ぐに全身を冷やす」が肝になります。
魚は死んだあと一気に体温が上昇します。そうすると、その時に身質が悪くなるので、それを抑えてやる必要があります。つまり冷やすというよりは、体温を上げないようにしっかりと抑える。といった方が正確ないい方といっていいでしょう。
要は、そのために最も有効なのが「キンキンに冷えた冷海水につけてやること」です。溶けた氷からの真水が、海水にできるだけ混ざらないようにビニール袋に入れ、海水100%の冷たい冷海水でおよそ1時間ほど冷やしこんでいきます。
そして、しっかりと冷やした後に、氷だけが入っているクーラーに入れ、頭と尻尾くらいにしか直接氷があたらないように入れます。※今回は2つのクーラーを使いました
これは冷やし過ぎないようにするためです。釣りをしながらだと面倒ですが、魚を「いい状態で持ちかえる」ために、これは手を抜かずにやった方がいいところですね。
釣りを再開して直ぐに、今度は推定4~5メートル底から上がったところあたりで、ドッカーンと一気に食い込むアタリが!完全にクエのアタリ👀
しかしながら、14号の落とし込み仕掛けではとうぜん瞬殺。じゃじゃじゃ、じゃんね~ん。...気を取り直して、食べごろサイズのヒラメをゲットン。
その後、ヒラマサにランディング直前で逃げられましたが、悔しがっている間もなく、80センチに少し足りないメジロ(ハマチ)がきます。
瘦せていたら逃がすパターンですが、まるまるでもないが、痩せてもいなかったので、ぎりぎりキープします。※2本目ならリリース
生きている間に即〆して、冷海水のなかにぶち込みます。
やればやるだけ「キリなく釣れるモード」に突入してましたが、冷海水が作れる氷の残量も計算して、このあたりで釣りは終了としました。
終盤に釣ったこの魚たちは、帰りの移動時間にしっかりと冷やしながら帰り、湾内に入ってから1つのクーラーにまとめることにしました。
釣果
なんだかんだと、けっきょく釣りも楽しんでしまいました。...ちなみにイサキは落とし込みの針に直接のってきました。
せっかく冷えているので、さっと取り出してパパっと撮影しましたが、体温が上がる前に冷やしておくと、やはり体色が綺麗ですね。絶対に美味しいのが見てとれます。
氷はたくさん要りますが、今後も「魚をいい状態で持ちかえる」ことにはこだわろうと思います。たくさん釣るより、魚を丁寧に扱って美味しく仕上げたいですね。
まとめ
ということで、何といっても今回の一番の収穫は「新たなる漁礁情報のゲット」です。これで次回からの釣行がさらに楽しくなります。残ったエリアについては、釣行しながらどんどん更新していこうと思っております。
今回の釣果は、「魚の創作料理」をも得意としている腕利きマスターの経営する、人気居酒屋「真碕」に持っていきました。オリジナリティあふれた多彩な食文化にふれることのできるお店です。リーズナブル&本物も味わいたい人は、ぜひ行ってみてください!
➥創作居酒屋 真碕~MASAKI~
https://www.hotpepper.jp/strJ003763012/
安心の大型&ロングで保冷力もトップクラス
【 保冷剤のびっくり上手な運用方法 】
【 超かんたん!落とし込み仕掛けの作り方 】
【 落とし込み&泳がせ釣りの極意 】
本当は教えたくない、落とし込み釣り&泳がせ釣りの必勝パターン
【 根魚攻略の簡易仕掛けはコレ 】
【 根魚釣りの秘密兵器!ふわふわ仕掛けの作り方 】