底状を見直した結果☆
前回の記事に引き続き、今回も「魚探活用法」のテーマでやりますが、この度はポイントについて、少し深いところまで掘り下げます。
因みに以下の「画像1」は、先達ての調査以前に私が認識していた情報です。
画像の上半分は、ご覧の通りブルーフィッシュマークを打っていない分だけ、情報が中途半端なことが見て取れます。
【 画像1 】
続いて以下の「画像2」は、「画像1」で情報が不足していた部分を中心に、先日のポイント調査で打ち込んだ情報になります。
正確に言いますと、フィッシュポイントを打った情報を元に「赤丸」追記でボトムラインを整理した画像です。 ...情報が増えるとこれだけ違います。
【 画像2 】
2枚の画像を重ねてみました!
上部については、かなり情報が足りていなかった事がわかります。…やはり地形調査は念入りにしておく必要がありますね…ボトムラインそのものの認識が変わりました。
ポイントの図解★
さて、本題に入ります。
以下の画像は上記で説明した…いわゆるくぼみポイントになりますが、攻め方のロジックをご説明します。
このポイントでの潮の流れは大まかに、満ちにかけては①から②、引きにかけては②から①という方向での流れになります。
つまりオーソドックスな攻め方をするならば、潮が満ちる時間帯はCゾーン、引きの場合はDゾーンを中心に攻めるのが、いわゆる正攻法と言われる攻め方になります。
但し、このポイントの場合は潮の流れがいい時、つまり潮がよく効いている時に限ります。 なぜならシャローの加減がCゾーン、Dゾーン共に、緩やかな底形状だからです。
つまり険しい岩礁は少ないと言う事になります。 因みにこのような場所は、レンコ鯛やイトヨリなどをエサで狙う場合にはGOODポイントと考えてOKです.
次にAゾーンの説明です。
Aゾーンは比較的急なシャローになっております。岩礁も実際に多いです。 潮がわりにはシャローに対して潮がかけ上がったり、下がったりしますが基本的には潮は横にスライドする方向に流れます...つまり潮の満ち引きはあまり左右されにくいポイントとも言えます。
この様な場所は、潮の当たり面と違い、地合いに長く回遊魚が滞在する可能性は下がりますが、回遊魚の通り道となる上、岩礁帯でベイトがつきやすいのでムラが少なく比較的コンスタントに多魚種が釣れるポイントとなり得ます。
…ので、私はこのAゾーンを中心に攻める様にしております。
因みに、最近気になっているのが、BゾーンとCゾーンの上の端の方です。
この辺りは先日の調査で細やかな起伏や底状の硬さを感じておりますので、これからの釣行が大変楽しみです。
最後にEゾーンですが、こちらはくぼみの中心部になります。
つまり、東西南北さまざまな方向から潮に乗って魚が落ち込んできますので、交差点のド真ん中と考えて良いでしょう。 底は平坦なのですが実はあなどれない好ポイントです。 また、真鯛だけを狙うならこの辺り、もしくは赤丸と赤丸の中間地点がベストポイントです。これは最近わかってきた情報ですので、これから実釣で調査します。
【 赤丸がボトムラインで、赤丸の中は平坦な場所で水深72M。魚マークはシャロー】
まとめ★
以上の情報を元に、底状と魚探からみえる海の中の状態を感じながら実釣するわけですが、やはり釣果に一番影響するのは流れ方です。
私は、基本的にジギング主体でどてら流しをしますが、ボートが流れるの方向は上潮と風に左右される事がほとんどです。…と言うか、そのまま影響を受けます。
ですので、実際にボートが「どの方向に流れていくのか」という事と「流れる速度」が一番釣果に影響する大きな要素であり、また不確定要素でもあります。
この辺りがどうなるかは現場環境と時間で変わりますが、例え潮の動きが悪くても風でボートが動けば何とかなりますし、上潮が動いてくれててもしかりです。
結論を言えば、やはり潮は最重要ですが、合わせてボートの動きそのものが、釣果に最も影響する事になるかと思います。
そのように現場に行って見なければわからない部分と、ポイントの特性を合わせてリアルなゲームを楽しめる、というところが、ボートフィッシングでの1番の醍醐味であり、船長として操舵しながら遊ぶ面白さでもあると感じております。
と言う事で、まずはポイント分析して楽しみ、そこから想像力を膨らませて楽しみ…実釣で答え合わせをして楽しむ! と言うプロセスでポイント攻略を考えると、魚探1つで3倍おいしいボートライフを楽しむ事が出来ると思います。
よかったら合せてお読みください🤗
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最後までご覧いただきありがとうございます😎