ホンデックス / PS-900GP-Di (ワイド)とは⁉
本機は発売されて、長らく入荷待ちが続いたほどの超人気機種ですが、数か月のあいだ私なりに改善しながら使ってきた上での「ベストセット」をご紹介します。
まず特徴ですが、9型でワイド液晶の魚探になりますが、PSシリーズという事もありスペックの割に価格が大変リーズナブルです。 人気が出るのがよく分かります。
また、何といっても簡単でとにかく使いやすいです。機能が多すぎてもなかなか使い切れませんが、無駄が少なく機械が苦手な方でも充分に使いこなせるかと思います。
マイボートに搭載し、常時ベストな設定を考えながら楽しく釣行してまいりましたが「自分なりの型」という答えがあるていど出ましたので、ブログに上げたところです。 ぜひご参考にして頂ければと思います。
メイン画面の設定
はい。最も大事な「メイン画面の設定」からいきますが、まずは「ヘルツ表記について」貴重な画面領域を活かすためにとり決めていきます。
以下は、先日まで使っていた設定です。 GPS画面が半分と200Hzと、50Hzの1/4画面の組み合わせになります。これはヘルツによる「出方の違い」を確認してみたいので、暫定的に設定してましたが、まずこの設定を決めます。
この画面でのヘルツ表示ですが、結論を言いますと私が遊んでいる水深100Mくらいまでのフィールドにおいては「200Hz表示だけで充分」だと感じました。
底状を捉える速さも、さほどの違いは感じられませんでしたので、ヘルツ表記は200Hz表示のみとすることにしました(100m以深をメインに釣りをされる場合には併用、あるいは50Hzメインの使用をおすすめします) 参考資料 ⇒ 魚群探知機の周波数
はい。次に「画面分割について」試行錯誤したプロセスをご説明致します。
まず、こちらは4分割の画面で、向かって左から縮小図(倍率の調整自由)⇒拡大図(倍率の調整自由)⇒魚探の50Hz表示 ⇒魚探の200Hz表示です。
※50Hz表記は先の説明で外すことに決めております。
ここで加えたのはGPSの分割表記ですが、これは今後も「必須表示」とします。 …なぜならポイント移動の際に、必ず拡大と縮小をこまめに繰り返す必要があるからです。
既に、GPS魚探で釣りをされている方はよくお分かりかと思いますが、この無駄な作業が省けるというのは大変合理的で「最も大きな改善」とも言えます。
片やで全体図として認識しつつ、片やで細かいところを魚探を触らずに確認できるというのはとても大きなメリットです。 寄って、GPS画面の分割は確定とします。
次に、先に取り決めたようにヘルツ表記は200Hzで魚探側のメイン画面にして、分割した左の画面に「拡大画面」を持ってきてみました。…う~ん、拡大画面はあっても良いのですが、幅半分までは不要かな?って感じです。
これだと魚探のメイン画面が小さくなるので、この設定については細かく底状を確認したい「ポイントの新規開拓」の時に使う事とします。
参考までに、今度はGPS画面を少し右に寄せてみました…う~ん、拡大画面の大きさは良いのですが魚探のメイン画面はさすがに小さすぎますね。
はい。いろいろと出来得る「機能の説明」という意味あいも含めて、候補をご説明してきましたが、こちらが私の出した結論です。
全体を3分割にしました。これだとそれぞれの画面幅もおよそ70mmと結構な広さを確保できております。 譲れないGPSの2画面と200Hzの魚探画面です。
これが色々とバランスを加味して出した私なりのベストアンサーです。
実は魚探画面については実質的に、あまり横に長い画面は必要ありません。 左に流れていくのはあくまで過去の映像… 流し釣りをするにしても、移動しながら反応を確認するにしても、そこそこのタイムラインが見えれば充分だからです。
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各部の設定
あとの設定は「お好みで設定」されたら良いとは思いますが、大事なところもありますので、ご参考までに私のセットもご紹介しておきます。
因みに画面色調はこのブログで紹介している画像は全て標準です。私はこの色が一番しっくりきます。 ...因みに昼用は白い画面になりますので少し電力消費も早いかも?知れません。 夜釣りにはやはり夜用がおすすめです。
以下の画像で「地図2画面表示」がOFFになってますが、これは間違いです。 …先に書いたように2画面が最終結論ですので設定はONをおすすめします。
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地図の向きはコースアップを私はおすすめします。
やはり、進行方向に地図が向くことでリアルな現状把握が可能になります。 ノースアップは慣れないと難しいです(但し、この設定については一般的にノースアップをおすすめする場合が多いので、使ってみて自分なりに判断して下さい)
※魚探表示は間違いです。50-200は以前の設定、 正しくは「200Hz」が最終設定です。
ここは簡単にいきます。
フロントワイドは小回りを効かせている時に煩わしいのでOFFにしてます。 ...等深線はもちろん大事な情報ですので多いに越したことはありません。
表示物マークは、対象の数が多い海域ではシンプル設定の方が良いかと思います。
この辺りはお好みで良いかと思います。
スケールラインはタナを確認するのに良い目安になるので入れていた方が良いです。
最大深度も100m以浅の場合だと100M設定…と、必要以上には深くしない方が、走行時の深度バラつきが少なくて済む気がします。
魚群アラームは場合によってうるさいし、無駄に電力消費が大きくなるので不要です。
ここの画面分割で3画面が等分割になるように設定しております。
因みに4画面の等分割にする場合は一番左にするとそうなります。 バリエーションも4つほどあり、とても気の利いた設計だと思います。
コントロールボタンはこれだけ、実に簡単です。
実際にあまり使用しないのは5番、6番くらい…他はおよそ使いますので、本当に必要なボタン集約になっていると思います。 本当に上手く集約できております。
ポータブル魚探の超人気品☟
本記事で書いたおすすめ魚探☟
まとめ☆
私のホンデックス魚探の購入はこれで4台目ですが、9型ワイドで液晶も大変見えやすくなっており、おまけに魚の大きさまで分かるこのスペックでこの価格は無いですね。
設定も上記で述べた通りでセットしておりますが、複雑過ぎないのでとても使い勝手が良いです。 簡単操作、かつバリエーションも豊富ですので、それぞれに自分の好みの設定が叶うかと思います。まじめにいい品です。
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