パワーホルダーの取り付け★
この記事ではいわゆる一般的に最も設置されているぬいつけ型の「ボートベース」の取り付け方法を解説していきます。※常設型で最もポピュラーなタイプです。
勘どころも含め、ごく簡単に施工方法を解説していきますので、よかったら是非最後までお付き合いください。 リガーマリン社HP☞ https://www.regar.co.jp/
因みにわたしのボートには、この度の施工の以前に「REGAR社」のパワーホルダーを2セット分取り付けておりますが、こちらのホルダーベースは「レールベース」といってSUSパイプのレールに取り付けるタイプの設置をしております。
「レールベース」の取り付けは至って簡単ですが、過去記事で書いておりますので、ご興味があればご覧下さい☞DAIWA(REGAR)製のパワーホルダーを設置しました💪
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このホルダーSETは中古屋さんに安く出ていたので即買いしたものですが、REGAR社の古い型のもので(おそらく既に廃盤)、CS90Sという型式の製品になります。
現行品との違いはベースとホルダーの接合部に「セレーション」がきってあるところです。現行品はパワーホルダーそのもので割り出ししますが、このタイプは接合部のセレーションで割り出し(方向決め)するようになっております(故にシンプルな構造)
現行型のレールベースです☟
現行型のボートベースです☟
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ベースの取付け方法を解説します☆
はい。では本題に入ります。
取り付け箇所の「ポジション決め」から行いますが、まずは実践的に「高頻度な箇所」を考えて候補を上げます。※実釣している時をイメージして下さい。
候補が決まったら前提として、しっかりと取り付けができる幅、また裏に手が入りナットの締め付けが出来る箇所であるのか?を確認します。
取り付けの「ポジション」が決まったら以下の手順で穴あけ作業を行います。
- ベースを手で固定したまま穴あけを行う
- 穴をあけた箇所にボルトを差し込む(位置決め)
- 次の穴をあける(どこでもOK)
- ボルトをいれる。の繰り返しで全穴あける
勘どころですが、ドリリングの際にあまり強く「送りトルク」をかけないようにしてください(自重と刃の切れでゆっくりと送り込むイメージです) ※FRPは欠けやすい
あると便利です☟
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ボートベース自体の穴を「ガイドがわり」としますので、しっかりした位置だしをするため、径違いでの下穴加工やセンターもみは行わず1発で「ネジと同径」のドリルを用いて穴あけを行うようにして下さい。 ※穴ピッチを現品に沿わすという事です
※M6のネジを通しますので、穴はΦ6.0のドリルであけております(Φ6.1でもOK)
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裏側にはホームセンターなどで売っている市販のゴム製パッキン(M6用)をかましました(類似の特性があれば何でもOKです)
これは凹凸による「非接地」ゆえの着座性の悪さを吸収させるのが主な目的です(しっかりした防水が必要な箇所の場合はシリコンを下穴周りにしっかり打って下さい)
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はい、そしてこちらがベースの施工にあたり最も肝要な部分になりますが、裏側にはしっかりした補強材を入れます。※平ワッシャーだけだと部位の荷重負担が大きい
わたしの場合は画像のように「アルミ製のステイ」を使用しましたが、専用の補強もREGARで販売はしております。…あるいは厚さ2mm以上のSUS板を用いてもOKです。
※要は荷重がかかる面積を出来るだけ広くとるような設置を心がけて下さい。
REGAR専用のバックプレートはこちらです☟
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これにて取り付けは完了です。
裏はプレート(あるいはステイ)をかましてナット止めしますが、SW(スプリングワッシャ)と平ワッシャは必ずかましておきましょう。※SW=ゆるみ止め
また、突出しのネジ部に「余分な長さ」があれば、Wナットにしておきましょう(ナットを重ねると少しでもゆるみ難くなります)
売れ筋製品です☟
ショートタイプになります☟
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まとめ★
はい。以上が簡単な取り付け方法となりますが「ベース」は何ヶ所あっても邪魔になりませんので、複数個所の設置をするとより状況に応じた釣りを楽しむ事ができます。
また、REGAR(リガーマリン)製品はこのベースを用いたさまざまなオプションがありますので、ボートベースは多いに越したことはありません。
ご参考に☞https://www.regar.co.jp/products/boat-base-series/
付加価値を高める事で、より利便性の高いボートライフを楽しむ事ができます🎵 ...とても簡単な施工ですので、ぜひ自らトライしてみて下さい。
バイスのタイプは汎用性が高いので最も売れ筋です☟
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