はじめに★
今回は、ジギングにおいてフックを前後の2本掛けから、フロント1本掛けにした場合についての私感を綴ってまいります。 釣行で試行してみての感想です。
私がよく使うジグは、ハヤブサのジャックアイ・スローなんですが、元々はフロントとリアの2本掛けで、それぞれWフックを装着しておりました(最近ではリアのみシングルフック)
因みに、メインで使う120gでは、ジグの全長そのものが、90mmと短い為、大きなフックは装着が出来ません。 にて、オーソドックスな設定としてはフックはフカセ20号のショートセットを使用しておりました。
- フッキング率が高い(触ってきただけで引っかかり易い)
- スローの動きの場合にはフォールバランスが良い(姿勢)
- リーダーにフックが絡まり易い(これが最もストレスになる)
- フッキングが分散した場合に貫通し難い(1本が良いところに掛かっていても反対側のフックが掛かっていると貫通の妨げとなり、浅いフッキングとなる)
- 根がかりが多い
因みにフックの調達はもっぱら、こちらこちらのフックのモリシタさんから行っております。めっちゃリーズナブル&品質もしっかりしております!
私の定番の使用ジグ
段付きタイプを購入しました☆
今までは、スロージギング用の同長のショートを購入しておりましたが、この度は思いがありショア用の段差付きタイプを購入しました。
内向きタイプを20セット
外向きタイプを10セット
長さの比較ですが、左が今までの同長ショートで、右の2つが段付きの内向きと外向きのショートになります。 ハリ1本分は今までと同じ長さになります。
因みにこちらが、少し前までのセット状況です。
リアにシングルを1本かましておりました。 もちろんフロントがメインですが、尻尾側から襲ってくるマダイやシーバスなどの対応を意識した仕様にしておりました。
そして、こちらが新調した内向き段差の1本掛けになります。
短い方のフックは今まで通り頭から約半分の位置まで…そして長い方のフックは尻尾から食ってくるイーター達からのフッキングを意識したものになります。
そして同じく、段差仕様ですが外向きの1本掛けです。
内向きと外向きの違いはあまり出ないかも? しれませんが、長さについては同じく後ろからの襲撃にも対応出来そうです。
実釣での結論!
段付き1本掛けのセットに変えてからの実感です。
フッキング率は少しだけ下がった気がします。 具体的には、魚が触ってくる回数に対して、フッキングする割合はおよそ7割~8割くらいの感覚です。🤔
因みに、以前の前後フックの場合だと、触ってきてから8割~9割くらいはフッキングしていた気がします。 あくまで感覚です。
…しかし、最も期待していた思いの部分では嬉しい差がでました!
その思いとはフックアウト率です。
今まではフッキングしても、取り込むまでにフックアウトしてバレる事が多かったのですが(特に小型青物)1本掛けにしてからはフックアウトする確率は格段に減りました。
と言うか、今のところ根ズレのラインブレイクを除いて100%捕れてます。とは言っても、まだ青物で25~30本分くらいのデータ量からの結果に過ぎませんが…それにしても今のところ、たまたまか?1本もバレてません!
と言う事で、およそですが試算してみました。
前後フック2本掛けの場合
85回のフッキンングでばらしが18%程度あったとして約70本のゲット
段付き1本掛けの場合
75回のフッキングでばらしが2%程度あったとして約73本のゲット
と言う試算になりました。
つまり、結果的にはフロントフック1本掛けにした方が魚を数多くゲット出来る、と言う机上の理論値にはなりました。 合せて悔しい思いも減ります!
ま、ミディアムやロングをメインでご使用の人からすれば、当たり前の理論なのかも?知れませんが、スロー系ジグを操る者としては、少し迷いのあるところでしたので、試してみて本当に良かったと思います。 これで釣果アップ間違いなし!
また、更にシングルフック1本掛けの方が良いのだろうか?…と言う事に関して今後の課題にしたいと思います。
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よかったら合せてお読みください🤗
いつも最後までご覧いただきありがとうございます😁